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NoViTaの日常を綴った日記+αです。
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鉄道会社は大変…
今日は水曜日。講義は2時限からです。
朝ちょっと余裕があったので、テレビを見てたんですが、
ニュースで報道されるのは、やはりJR福知山線脱線事故の話ばかり…
朝からこればかりだと、どうしても暗い気分なってしまいますね…
事故が起こって幸せになる人なんていませんからね…
犠牲になった方の周りの方々には悲しみや怒りが、
運よく助かった方々や救助に当たった方々には悲惨な光景を目の当たりにしたという心の傷や思うように救助活動が出来なかった悔しさが、
事故を起こしてしまったJR関係者には重い賠償と責任追求など世間からの逆風が、
そして、私のように第3者的な立場で見てる人にしても何か悲しい気分が残ってしまうように思います…
一昨日の"News Monday"でもこの事故の話題をとりあげましたが、
今回はもっと一般的に鉄道輸送に関する話題をとりあげてみたいと思います。
日本に初めて鉄道が出来たのは今から130年以上前、1872(明治5)年のことです。
1872年 5月 7日に品川~横浜間で仮開業、
そして同年 9月12日に新橋~横浜間が正式開業しました。
この旧暦 9月12日というのは新暦では10月14日にあたり、
今でも10月14日は「鉄道の日」として、各地でさまざまなイベントが行われています。
徒歩による品川~横浜間の所要時間は休憩などを含めて8時間以上であったのに対し、
鉄道開業により所要時間はわずか53分ほどにまで大幅に短縮されたのです。
しかし、開業当初の運賃は最も安い下等の席でも35銭5厘(当時の米10[kg]分ほど)もしています。
それが徐々に民間に定着していき、運賃も安くなり、現在のように皆が利用しやすい鉄道が出来上がっていきました。
みんなが利用できるようになると、当然のことなのかもしれませんが鉄道には様々なことが要求されるようになります。
具体的には、
ラッシュ時の混雑緩和のために列車の本数や1編成の車両数を増やす
慢性的な混雑を解消するために新路線を開業させる
ラッシュ時の乗降の便利さを考えて扉の枚数を増やした車両を作る
車内での女性への迷惑行為を考慮して女性専用車両を導入する
環境への配慮が叫ばれる状況をうけて省エネルギー車両を開発する

などが挙げられます。
しかし、
マイカーの普及
少子化による通勤通学客の減少
地方での赤字路線の増加

など、鉄道業界には逆風が吹いていることもまた事実。
一般の企業であれば、赤字の部門を切り捨てるというのは基本中の基本でしょうから、
「赤字路線は切り捨てて廃止にする!」
と言えればいいんですが…鉄道に関してはそうはいきません…
昔は、国が許可しないと廃止することが出来ないというめんどくさい制度がありましたが、
最近それが無くなり「廃止します」と届ければよいことになり、路線を廃止しやすくなりました。
しかし、それで廃止しやすくなったかというと、そういうわけではありません。
テレビなんかでも目にすると思いますが、その地域の人々にとっては赤字だからといって鉄道が廃止されることは死活問題
だから反対運動が起こるわけです。
世間は当然地域住民を見放し、切り捨てようとしている鉄道会社を冷たい目で見ることでしょう。
だから簡単に廃止するとは言いにくいんですよね。実際、億単位の赤字が出ながらも運行を続けてる路線もあるようです。
鉄道会社からすれば、黒字路線(特に儲かるところを「ドル箱路線」って言ったりもしますが…)黒字が出ている他の部門(鉄道会社は他にもいろんな事業をやってますから…)での儲けが頼りなわけですね。
特にJRのように多くの地方路線を抱える会社は大変だと思います。
だから、どうしても人員削減・省エネルギー車の導入などの経費削減策を打ち出さざるを得ないわけです。
今回の事故以降の報道では、
「JRは経費削減を図りすぎたから事故が起こった。」
というような話を何度も耳にしますが、それはつまり
「鉄道会社は赤字をいくらだしてでも安全のために経費を削減してはいけない。」
ということなんでしょうか?
鉄道会社も民間企業である以上、利益を出さなければならないのは当然の話。
でも赤字路線を手放すことは出来ず…まさに典型的な板挟み状態、ジレンマを抱えている状態ですね。
さらに、月曜日にも話題に上りましたが、事故発生路線が含まれるJR尼崎駅は、
東西にJR東海道線が走り北からはJR福知山線南からはJR東西線が複雑に交差する超過密ダイヤ地帯。
1本電車が遅れると、接続やら何やらの関係であちこちに影響が出てしまいます。
極端な例を挙げれば、JR福知山線で電車が遅れると、遥か遠くの「滋賀県長浜」や「兵庫県姫路」で電車が遅れることもあるわけです。
海外では30分遅れが当たり前とかいう状況を考えれば、別にどうってことないんでしょうけど、
日本のように"定刻主義"を貫く几帳面な文化と、定刻に来るのが当たり前という思い込み(?)のために、数分の遅れがたくさんの苦情を生むわけです。
そのためにJRはダイヤの乱れが無いように心がけます。もちろん乗客の利便性を考え、乗客が競合他社へ流れることを防ぐためです。
以前、消防がJRで発生した事故の救助活動中に列車の運行を再開してしまい、救急隊員が電車にはねられて亡くなるという事故がありました。
この事故で世間やマスコミから多くの非難を受けたJRは、それ以来事故が発生すると必ず安全が確保されるまで運行を停止するという方法をとっています。
その結果、どうなったか?何と苦情が増えたんです!
つまり、一見関係ないところでも電車が止まりますから、駅では電車を待つ多くの人々の対応に追われます。
「いつ運行を再開できるか?」なんて聞かれても、そんなの単なる1駅員が答えれるわけないじゃないですか。
でも、その行動は、「JRの対応が悪い!」という苦情を生み出すわけです。マスコミも、嬉しそうにその様子を世間に流しますよね。
ってなわけで、「安全」のための行動は「苦情」を生み出します。
ここでも鉄道会社は、板挟みにあう訳です。
どれだけ世間からの冷たい視線を受けても、どれだけマスコミに叩かれても「鉄道運営やめます!」と言えるわけもなく…
すべての元凶は乗客至上主義にあるように思います。
「こっちは金払ってんねんから、時間通りしっかり運ぶのが当たり前!」
っていう人も多いと思いますが、もうちょっと感謝の気持ちっていうのも持つべきなんじゃないかなぁと思います。
なんせ私たち乗客を第1に考えていろいろと行動してくれてるわけですから…


[今日の日記関連サイト]
はてなダイアリー -東海道本線とは:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%B3%A4%C6%BB%CB%DC%C0%FE
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